コンソールテーブルとは?
当店でも人気のコンソールテーブルについて
こんにちは。WESTWOOD ANTIQUESです。
今日は当店でも人気のコンソールテーブルについてお話しします。
玄関ホールや広間などで使われていたコンソールテーブル。
「コンソール(console)」とは、フランス語で棚受けという意味のとおり、1~2本のブラケット(棚受け)に支えられた、棚のように壁に取り付けて使うテーブルでした。
17~18世紀には、フランスでは、豪華絢爛なバロック様式から、曲線的で華やかなロココ様式の時代に、さまざまなスタイルのコンソールテーブルを作りだしました。
また、イギリスではトーマス・チッペンデールがチッペンデール様式のコンソールテーブルを制作し、高い評価を得ました。
コンソールテーブルが置かれた壁面には、絵画やミラーが掛けられ、天板の上には花瓶や時計、置物などの調度品が置かれ、飾るための家具として使われました。
また、電気がなかったこの時代、ミラーにキャンドルの灯りを反射させ、お部屋の中を明るく見せるコーディネートが人気となり、ヨーロッパ各地へと広まっていきました。
その後、中産階級にも普及していき、より機能的に、小ぶりなものに変化していきました。またマホガニーやオーク、チークなどの硬い木材が使われ、装飾が簡素になって、シンプルでスタイリッシュなものが多くなりました。
アンティークのコンソールテーブルには、それぞれの時代の特徴が反映されています。
コンソールテーブルの歴史も、人々の生活や文化、職人の技術を表しており、歴史の重みを感じることが出来ますね。
今後もコンソールテーブルは、さまざまな用途で使われ続け、新たな歴史を刻んでいくでしょう。
是非店頭またはオンラインショップでコンソールテーブルをご覧になってください。
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