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アンティーク家具が高額な理由

アンティーク家具は値段が高い…そんなイメージを皆さんお持ちではないでしょうか。

実際に店舗にご来店いただいたお客様も値札を見て驚かれることもしばしば。

ではどうしてアンティーク家具は高額なのでしょうか。

本日はアンティーク家具が高級品として扱われるいくつかの理由を見てゆきます。

まずは何と言っても職人の技術。

私たちが普段使っている現代の家具は工場で機械生産されているものがほとんど。自動化されたプロセスで大量生産された家具は比較的安価であるのが良い点。

対してアンティーク家具はキャビネットメーカーと呼ばれる職人たちにより1つ1つ手作業で制作されたもの。たった1つの家具に職人が何時間も費やしているのです。その職人が秀でた技術を持っていれば持っているほどその家具の価値は上がると言えるでしょう。

そしてまた使用されている木材もアンティーク家具の価値を跳ね上げる要因の1つ。

アンティーク家具は100年近くの年月を経ても朽ちることなく現代に存在しています。

ものというのは、年月を経れば経るほど劣化し価値が減ってゆくのが通常ですが、アンティーク家具は例外。アンティーク家具に使われる主とした木材には上質なマホガニーやオーク、ウォールナット材がありますが、それらの木材はしっかりとした手入れがなされれば、長い年月をかけてむしろ深みが増し価値がどんどん上がってゆきます。

またその精巧なデザインもアンティーク家具が高額な理由の1つ。

アンティーク家具の多くには繊細な彫刻や象嵌細工が施されています。そうした細かな装飾はアンティーク家具の美術的価値を象徴し、現代の家具とは一線を画す存在としてその地位を確立しています。

アンティーク家具が誕生した18~19世紀の時代には華々しさや美しさが圧倒的に重視されていました。機能性よりも美しさを追い求めた時代に誕生したアンティーク家具は家具というよりも美術品に近い存在と言えるでしょう。

他にもアンティーク家具の値段を左右する要因はありますが、今回は主だったものを取り上げてみました。粋を尽くして制作されたアンティーク家具たちをぜひ店頭に見に来てくださいね。

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