松葉と松ぼっくりがモチーフのアールデコランプ
サビノ 松笠文テーブルランプのご紹介
みなさまこんばんは。
東京はとても暖かい麗らかな陽気でした。
前回のブログには冬の到来を感じさせる内容を書かせていただきましたが、
まだまだ秋を堪能したい私にとっては気持ちの良い一日となりました。
体が寒さに慣れていないので、もうしばらくは秋を感じていたいものです。
さて今回は季節に合ったモチーフのアイテム、
サビノ作の松笠文テーブルランプをご紹介します。
松と聞くとなんとなく東洋由来なイメージしてしまいますが、
イギリスやフランスでも馴染み深い樹木で、家具にも多く使用されています。
パイン材と言えばよく耳にする木材ですが、これらが松になります。
世界の様々な地方で愛されている松は、
その景観にも、マツタケのような味覚にも、はたまた家具の材料にもなる、
人々の暮らしに寄り添った樹木と言えます。
日本や中国の水墨画などでは、松はか細く直線的に描かれることが多いのに対して、
サビノの松の枝はしなやかな曲線を描いており、ここに西洋と東洋の感性の違いが表れていると感じます。
ガラスには大きな松ぼっくり3つ装飾され、立体的で存在感に溢れています。
松ぼっくりと葉のふたつの要素がバランスよく表現されたアイテムです。
半球状のガラスを合わせ、その内部には電球を取り付けるソケットが3つ付いています。
ガラスを受け止めるスタンドには幾何学的なデザインが施されており、
80年程前に作られた作品の中からも、現代にも通ずるモダンなデザイン性を感じ取れますね。
テーブルランプは数多のデザインが存在します。
シェードを上向き・下向きにしたデザインのものや、
曲線を用いたアシンメトリなもの、小ぶりで可愛らしいものと様々です。
その中でも、サイドボードなど大きく広々とした天板の上にも、
単体でバランスよく配置できるアイテムはなかなかありません。
家具の上などに何かアクセントをつけたいけれど、
見合うものが見つからないという方にオススメのアイテムです。