時を超えて輝き続けるアンティークをご提案します

ラリックの天吊灯について

ルネ・ラリックの天吊灯にはモデルがあり、それぞれコキーユ(COQUILLES)、プロヴァンス(RPOVENCE)、シャルム(CHARMES)というように名前がついています。

同様に写真の3点の天吊灯の天井付近に付属しているガラスパーツにも個性があります。実はこれら3点の天井パーツは全て同じモデルになっております。

この天井カバーのモデルの名称は、カヌレ(CANNELE)。フランスの洋菓子にカヌレという名前のスイーツがありますが、確かにフォルムが似ています。

カヌレとはもともと”溝のついた”という意味のフランス語。プレス成型された円錐形のガラスで、縞模様の装飾が施されています。このラリックのカヌレは1923年のモデルで、10cmと16cmの2種類のサイズがあります。

ラリックのシーリングキャップには複数種類がありますので、また別のブログにてご紹介します。

関連コンテンツ