ストレッチャーの役割
部材について
チェアにはストレッチャーという部材が使用されているタイプのものがあります。チェアの脚と脚を繋いでいる部材がストレッチャー。
下の写真のように”H”型に組まれたストレッチャーもあれば、
“X”型に組まれたものもあり、
ボックス型や、
逆”U”字型のものもあります。
概してストレッチャー付きのチェアの方が丈夫であると言われています。チェアに腰を掛けた時、座り方次第でやはり4本の脚のいずれかに過度な負担がかかってしまうことがあります。脚同士が接続されていればストレッチャーを通じて荷重がそれぞれの脚に分散されるため、脚1本の負担を軽減することができます。
デザイン性を重視し猫脚タイプのようにストレッチャーがついていないものもあります。普段使いする分にはストレッチャーがなくとも特に問題はありません。ですが飲食店での使用をご検討の場合、ストレッチャー付きのチェアをおすすめいたします。不特定多数の人が代わる代わる着席・離席されることを考えると堅固な造りであるストレッチャー付きのチェアの方がより適性があります。
もちろん店舗の雰囲気によっては優雅なデザインのバルーンバックチェアやサロンチェアを取り入れたい場合もあるかと存じます。使ってゆくうちにぐらつきが出てしまった場合でも、当店で修理が可能ですのでお気軽にご相談くださいませ。