時を超えて輝き続けるアンティークをご提案します

~アイアン編~

記録的な猛暑と大雨洪水にお見舞い申し上げます。
まだ残暑も続くようですが、いかがお過ごしでしょうか。

前回に引き続き人気のあるバラ(薔薇)モチーフのアンティークご紹介としまして、
ランプのアイアンに触れないわけにはまいりません。


同じようでいてアイアンの質感やデザインにも実に様々なものがあります。


まずはこちら、作家ドーム兄弟の作品から。
オレンジ色とダークブラウンのマーブル模様が美しいバスクとシェード。
それを黒いアイアンに施されたバラの花と葉が密に絡み合い引き立ててくれています。

次はこちら、デュゲ工房から。

白と赤紫色のグラデーションが映えるバスクとシェード。

バラの花を強調していて葉は少なめのエレガントなアイアンです。

さらにこちら、アールヌーボーの代表的な工芸家ミューラー兄弟の作品。
白、青、薄緑、ピンク、グレーなど多色が複雑に混ざり合うバスクとシェード。
アイアンのバラは花も葉も精巧に作られており、特に天井に付くカップの部分にまでバラの花が施されているのが見事です!

 さて~ガラスシェード編~ でも『バラの花言葉』について少し触れたと思いますが。
本数、花びらの色、部位、色の組み合わせなどによって様々な意味合いがあるんですね。

全般的には「愛」「美」を象徴しますが、ネガティブな意味合いになることもありますので特に何かのお礼や返事をする時は要注意。。。うっかり本数を間違えると思わぬ誤解を
招いたりシャレにならないこともありそうです。

<本数>では、例えば1本のバラは「一目惚れ、あなただけ」3本なら「愛の告白」。
11本は「最愛」99本は「永遠の愛」108本は「求婚」・・・なんと1001本まで意味があるんです!因みに13本は「友人でいましょう」15本は「ごめんなさい」という意味になりますから、良くも悪くも何らかの告白への意思表示にも使えるでしょう。

さらにマニアックな情報としまして<部位>について。
バラの葉っぱ全般は「あきらめないで」、特に赤いバラの葉には「あなたの幸福を祈る」という意味があるそうです。<組み合わせ>についても、赤いバラの中に白いバラを混ぜると「温かい心、打ち解けて仲良し」。つぼみ3本と開花した1本は「あのことは永遠に秘密」というとても意味深な感じですね。

ご興味がございましたら、個々の必要に応じてお調べになってみて下さい。

語りつくせないほどに花言葉エピソードが盛り沢山のバラの花。
さすが「花の女王」と言われるだけのことはあります。
静かに佇む薔薇モチーフのアンティークたちに会いにいらっしゃいませんか?

素敵なバラたちと共にお待ちしております。

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