時を超えて輝き続けるアンティークをご提案します

~マホガニー材~

今回、素材から選んでみようシリーズ第3弾は<マホガニー材>です。

世界三大銘木の1つであるマホガニーとは“黄金色”という意味。
一般的には上品な赤茶色、ワイン色というイメージでしょうか。

16世紀頃にそれまでアンティークの素材としてよく使われてきたウォールナット材が
激減したことから、代替えの素材として登場したと言われています。

地域や年代によって木目や色合いは多種多様で

よほどの専門家でも正確な見極めは困難だとされているようです。

繊細で美しい杢目と耐久性と頑丈さと、そして何より加工しやすい
その軽さが魅力でしょう。
細やかな装飾を施すにはうってつけなためにデザイン性の高い家具が多いのですね。
しかも現代ではもう手に入れることが出来ない価値あるモノが目立ちます。

ギターやベースなど楽器の素材として使われることが多いのも特徴です。
ヨーロピアンテイストのエレガントな雰囲気が好きな方にはオススメな素材です。

当店には例えばこんなマーケットリーキャビネットがあるんですよ。

乳白色の花やストリンギング(線象嵌)にはアイボリー(象牙)が使われており、全体をより一層際立たせ凛とした印象を与えます。杢目の詰んだ上質なマホガニー材が使われ、経年でしか得られないしっとりとした古艶を纏っています。

それから、驚くほど見事な高浮き彫り(ハイレリーフ)からご紹介したいのは
このディスプレイキャビネットでしょうか。

美しい彫刻、彫刻部分を引き立てるような枠部分など、デザインセンスのすばらしさも魅力です。

お部屋に置いておくだけで空間を華やかに演出してくれます。

マホガニー材の魅力に溢れた家具たちに癒されに是非ともいらしてくださいませ。
心よりお待ちしております。

関連コンテンツ