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ランプテーブルメンテナンス事例

みなさまこんにちは。

本日東京都は桜の開花宣言だ出されたそうです。

連休中、上野公園では桜の蕾をしながら花見をした方が多くいたようです。

木一つ、花一つに皆の行動が一つになるとは、日本人はなんと奥ゆかしい国民なのでしょうか。

今年は蕾の桜もしっかり見てみようと思います。

今回は天板の塗装が落ちてしまったランプテーブルを、

再塗装したビフォア―アフターをご覧いただこうと思います。

№9825 ランプテーブル

入荷当時から天板には塗装落ちがありました。

以前使われていた方の使用感も大切ですが、今回は再塗装することになりました。

もともとこの様な跡がありましたが、これを綺麗に研磨し、素地を出していきます。

この時、均一に研磨できないと質感が変わってしまったり、塗装に影響が出てしまいます。

綺麗に天板だけを研磨した状態です。

研磨したことで、表面が綺麗に仕上がってしまったため

他の箇所との使用感に差が出てしまいました。

塗料のステインで色を付け、シェラックニスで幾層にも重ね塗りをして仕上げていきます。

再塗装した面とそうでない面では使用感が異なってしまいますが、

キズやシミは綺麗になくなりました。

綺麗になったこのアイテムはまだ見ぬ使用者に

キズや思い出をつけてくれるのを待っている状態です。

しっかりと手入れをして、時には再塗装を行ない長く長く使っていくことが

このアイテムにとっても幸せなことだと思います。

みなさまご来店の際には新しく塗装されたこのアイテムをぜひご覧になってください。

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