ニーホールデスクとは
伝統あるデスクのご紹介
ニーホールデスクとは、両袖に引出しがあり、脚が収まる中央にまた収納スペースがあるデスクのこと。ぺディスタルデスクでは、脚が収まるスペースが完全に空洞になっています。収納がぺディスタルデスクより1つ多いという点は物が溢れる現代においてありがたいもの。
ニーホールデスクはイングランドにおいて18世紀初頭から見られるようになります。18世紀初頭はアン女王の治世。ニーホールデスクの多くはウォールナットの突板かもしくはオーク材を用いて作られていました。
また1つニーホールデスクにまつわる事実で面白いのが、チェストがニーホールデスクへと作りかえられることもしばしばあったということ。そういった家具はもともとニーホールデスクとして作られたものよりも価値がある場合もあります。
もしチェストから作りかえられたのであれば、ニーホール部分の両サイドの板や中央収納のドアに別の部材が使用されるため判別することが可能です。
デスクとしてだけではなく、天板にミラーを置いてドレッシングテーブルにしたりリビングの収納に用いたり用途は様々。
クイーンアンの時代より伝わる伝統あるデスクをお部屋に一台いかがでしょうか。