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シリンダートップデスクとは

シリンダートップデスクとは、円筒状のカバーが付いているデスクのこと。

一見ビューローに似ていますが、ビューローは蓋そのものが天板になります。シリンダートップはあくまでカバーですので、中の物を保護するためのもの。またカバーの上にちょっとした棚スペースがあるのもビューローとの違いです。

以前ご紹介したロールトップデスクとはカバーが付いているデスクという意味合いで同じ分類です。ただしロールトップデスクはカバーが平滑である分、よりすっきりとした印象を与えるかもしれません。

蓋を開けると数か所の仕切りと小さな引き出しがお目見え。細かいものを整理するのに便
利な収納スペースです。

こちらのシリンダートップデスクは幅150cmもあるかなり大きいもの。お先にお見せした小ぶりなシリンダートップデスクとは対照的に威風堂々とした風格。

 大きい分、カバーを開ける際の取っ手が左右に1つずつあります。またマホガニー材の美しい杢目とヴィクトリアンの時代から経年で得た古艶が最大限活かされています。

 こちらも小さなシリンダートップデスクと同様に仕切りと引出しがありますが、数がかなりある分オフィスや書斎で活躍します。加えて両袖の引き出し1段1段、そしてカバー部分のそれぞれで施錠できます。仮に天板の上で大事な書類の作業をしていて急に出かけなくてはならなくなってしまった場合でも、そのまま蓋を閉じて鍵をかければ良いのでいちいち書類を片付ける必要がありません。通常のデスクと違った使い方ができるのも魅力の1つです。

天板は区画ごとにレザーが貼られていますが、中央部と左手前の天板は作業がしやすいように立ち上がり機能があります。

カバー上部の棚のスペースにはものが落ちないようギャラリーがついています。質の高い家具ほど細かなところまで職人の気遣いが感じられます。

こちらの大きいシリンダートップデスクは両袖と上部で分解ができますので、搬入もそこまで難しくはありません。100年以上の時を主人に大切に使用されてきたこちらのデスク。次の主人になるのはあなたかもしれません。

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