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キドニーデスク、テーブルとはのご紹介

キドニーとは腎臓のことでそのような形をしているデスクをキドニーデスクといいます。

イギリスの20世紀初頭のエドワーディアン朝時代に流行した形状で、18世紀末ネオクラシック気に活躍していたデザイナー、トーマスシェラトンが好んでいたデザインのためシェラトンリバイバルとも呼ばれています。

このそら豆状のフォルムのデスクやテーブルはへこんでいるほうが椅子を置く側で囲まれるような形になっています。

それでは当店で扱っているキドニー型の家具をいくつかご紹介いたします

まずは先日入荷したばかりのキドニーデスクです。

№4713 キドニーデスク

ウォールナットの杢目が非常にきれいに出ている天板が特徴的です

このデスクはフリースタンディングと言って、裏面まで装飾が施されているため部屋の中央において使うことができます。

続いても先日入荷したばかりのキドニーテーブルです

№4743 キドニーテーブル

こちらはレザートップのテーブルで足の彫刻が魅力的で薄く細いフォルムでありながらも非常に存在感があります。

最後にエドワーディアンキドニーテーブルです。

№4618 エドワーディアンキドニーテーブル

天板が上下2枚ありそのどちらにもほら貝のインレイが施されています。天板の淵が波状であったり猫足に似た細い足が可愛らしいです。

現代の機械にデータを打ち込んで作るような方法ではこれらの家具のカーブをいちから製作するのは難しく、これらは手作業で作らないといけません。デスクは引出しまでカーブがついていたりと当時の職人たちの技術の高さが表れています。

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