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ウインザーチェアのご紹介

ウインザーチェア(Windsor Chair)は17世紀にイギリス・ウインザー地方でろくろ職人が作り始めた実用家具が起源とされています。

当初は貴族にガーデンチェアとして使われていましたが、丈夫で長持ちする事から19世紀の始めからは学校や市役所等の公共施設やパブ、レストランなどの飲食店で使用され、やがて一般家庭にも浸透していきました。

ウインザーチェアの研究家 アイヴァン・スパークスはウインザーチェアの定義を「厚い木製の座面を基盤として、椅子の脚、スピンドルなどが直接座面に接合された椅子である」としています。

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ウインザーチェアは笠木の形に合わせて大きく2つの種類があります。

■コムバック(櫛型)
笠木から細い棒が縦に刺さったチェア。
笠木が扇型になっているものをファンバック(扇)とも呼びます。

■ボウバック(弓型)
曲木の背枠(ボウバック)が背棒を取り囲むようなデザイン。曲木が弓のように見える事からボウ(弓)バックと呼ばれています。
背が曲木でフープ(輪)のように丸みを帯びているものをフープバックとも呼びます。

どちらも様々な発展をして、色んな呼び方があります。

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●ホイールバックチェア
車輪(ホイール)がモチーフの背板が特徴的。18世紀後半から人気だったウインザーチェアの代表的なデザインです。
19世紀に入ってから蒸気機関車が誕生し、当時のトピックだったことも人気の理由のひとつとされています。

コムバックやファンバックのものからボウバックやフープバックのものまで色々なホイールバックチェアがあります。

№4486 GLENISTER社ウィンザーアームチェア
№4485 GLENISTER社ウィンザーチェア
№4067 ホイールバックアームチェア
№4458 ウインザーチェア
№4068 ホイールバックチェア
この夏入荷予定 ペアウインザーチェア

●キャプテンチェア
アーム棒の先がカーブし背面につながった形。アメリカで作られたこのチェアは蒸気船の水先案内人の小屋で使用され19世紀にイギリスに入ってきたとか。

№4384 キャプテンチェア

●クエーカーチェア

ボウバックのハイバックデザインを言わずと知れたイギリスを代表する老舗家具メーカーのアーコール(ERCOL)がアレンジしたモデルです。

この夏入荷予定 ERCOLクエーカーチェア

そのほかにも「ローバックチェア」「ゴールドスミス」「スティックバックチェア」「エックスバックチェア」「ロッキングタイプ」など色々なウインザーチェアが存在します。

またウインザーチェアとメーカーといえばアーコール社(ERCOL)が有名ですが、WESTWOODではグレニスター社(GLENISTER)のウインザーチェアもございます。
グレニスター社(GLENISTER)については以前のブログにも書きましたので併せて読んでみてください。

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