時を超えて輝き続けるアンティークをご提案します

個性豊かなアンティークデスクたち

デスクと一口に言っても様々なタイプのものがあります。
普段皆さんが目にする機会が多いのは、オフィスで使われるような両袖デスクや天板と脚そして数個の引き出しで構成されたシンプルなものではないでしょうか。

アンティークの世界には、様々な仕掛けや工夫が施されたデスクがたくさんあります。
今日はそんなオフィスや書斎にかかせないデスクに焦点を当てたいと思います。

まずはどの様な種類のデスクがあるのかザっと確認してみましょう。

①ペディスタルデスク
②シリンダートップデスク
③ロールトップデスク
④レディースデスク
⑤キドニーデスク
⑥ライティングビューロー
⑦ビューローブックケース
⑧サイドバイサイド
⑨ダベンポート

本当にたくさんありますね。
大まかに分けると①~⑤までのライティングデスクと⑥~⑨までのライティングビューローでしょうか。

ではまず①ペディスタルデスクから見てゆきましょう。

ペディスタルデスクとは、両袖デスクのことです。ぺディスタルとは、本来像を支える台座のことですが、家具用語としては天板を支える両側の引き出し部の土台を指します。この両袖と天板部分が分解できるようになっているタイプもあります。

天板のレザーの色次第でかなり印象が変わってきます。猫脚であると纏う雰囲気も軽やかになりますね。

次は②シリンダートップデスクと③ロールトップデスクです。
この2つは天板を覆う上部カバーの形が名前の由来です。

②シリンダートップデスク

シリンダートップデスクのシリンダーとは、日本語で円筒のこと。天板のカバーの形が筒状であるため、そのように呼ばれています。カバーを開けると収納も充実していて、小さな引き出しが数個ついていたり、仕切り棚があったり、中にはこのデスクのように天板が使いやすいように傾くものもあります。

一方こちらはロールトップデスクです。ロールトップデスクとは蛇腹巻き上げ式のデスクのこと。ちょうどカバーがシャッターのように開閉するイメージです。

カバーがついている上記の2つのタイプのものには鍵が付属し、ロックできる構造のものが多くあります。

今回ご紹介した①~③のデスクはサイズが大きめです。もしちょっとした書き物をするために小ぶりのデスクがほしいというのであれば、次回ご紹介するレディースデスクやビューローが理想的かもしれません。

関連コンテンツ