時を超えて輝き続けるアンティークをご提案します

個性豊かなアンティークデスクたち③

さてデスクを紹介するシリーズも今回最後となります。

最後を彩るのはこの3つのデスクたち。

⑦ビューローブックケース
⑧サイドバイサイド
⑨ダベンポート

特に最後の2つはあまり馴染みがないかもしれませんが、
さっそくそれぞれを見てゆきましょう。

⑦ビューローブックケースはその名の通り、ビューローとブックケースが組み合わさった家具のこと。

上半分がブックケース下半分がビューローになっており、ビューローとブックケースを個別で持つよりも省スペースになるのが一つの利点と言えます。ビューローを空ければ小さな引出しに細かな仕切りスペース、チェストのように大型の引き出しも数杯つき、さらに本も収納できる。書斎に1つあれば、これだけで仕事周りを整えることができる優れもの。

高さがある分存在感もあり、お部屋のフォーカルポイントとなってくれることでしょう。

⑧サイドバイサイドもビューローブックケースと構成は同じ。中央にビューローを据え、両側にブックケースが備わった家具を指します。

両側にブックケースが付属する分ビューローブックケースと比べるとある程度スペースが必要となります。ですが、全ての収納が低位置に備わっているため日常使いには便利です。

左右に分かれたブックケースはスリムでコンパクト。
キャビネットとして本以外の収納にもお使いいただけます。

そして最後に取り上げたいのが⑨ダベンポート。ダベンポートとは傾斜蓋の天板と側面に引出しを備えたデスクを指し、その名前はギロー商会がダベンポート大佐のために制作したことに由来します。

こちらのダベンポートは右側に引出しが4杯、左側は飾りになっています。

蓋を開ければ、新たな収納スペースが現れます。サイドの引き出しやこうした天板の構造からはアンティークならではの遊び心が垣間見えますね。

以上9点のデスクをご紹介しました。いかがでしたでしょうか。オーソドックスな形状のデスクから特殊な構造を持ったデスクまで種類は様々。デザインそしてお部屋のスペースと相談しながら、ぜひこれから連れ添うお気に入りのデスクを見つけてみてください。

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