アンティーク フレンチヴィトリーン
オルモルの煌めくフレンチヴィトリーンのご紹介
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
みなさまはお花見をされましたか?
東京では満開の見ごろが先日の土日でしたが、あいにくの天気となってしまいました。
ですが、多くの人が小雨の中でもお花見を楽しまれたようです。
外国の方にはさぞ不思議な光景に思えたでしょう。
それくらい日本人にとっては魅力的なイベントなのですね。
今回はフレンチヴィトリーンをご紹介いたします。
入荷したばかりのアイテムでハーフムーン型になっており、形状に合わせた曲線ガラスを使用しています。
この様に、その家具に合わせたガラスを使用していることは、いかに手の込んでいるアイテムかを判断する上で重要なポイントになります。
フレンチ家具にはオルモルと呼ばれる金属の装飾があしらわれているものが多く、ここにイギリスとの文化の違いを感じることができます。
オルモルが全体に装飾され、華やかな印象を与えます。
棚板は上2段がガラス板になっており、ガラス器等を飾ると良く映えます。
下段は木製なので、大きなものや重量のあるものを置くのに適しています。
こう言ったキャビネットを取り扱う上で、
すべてガラス張りのものよりも下段だけ見えないものは重宝されます。
飾るものの関連アイテムやメンテナンス用品などを入れておいても
外から見えないというのが使いやすいのですね。
装飾のオルモルにまけない鍵も魅力的です。
アンティークの鍵の種類は多岐にわたりますが、
やはり大きく持ちやすいものの方が使い勝手は良く、見栄えも良くなります。
鍵先の形状は現代のものに比べるととてもシンプルですが、
この鍵を回した時のロックの開く感覚は心地の良いものです。
明るい色合いのマホガニーなので、部屋の雰囲気を明るくしたいという方にオススメです。
扉の下部にはマーケットリーが施されており、とても繊細な仕事がされています。
また、脚は円筒状になっているので安定感が良く、
足底の面積が広い方が敷物を摩耗させずに済みます。
ウエストウッドのアイテムの中では、このフレンチヴィトリーンは色が明るく雰囲気が異なるアイテムですが、だからこそ他のアイテムに埋もれずに堂々と存在感を放っています。
アンティークを取り入れたいけど数点あるだけでは浮いてしまうのではないか、
とお客様の声を多く耳にします。
このヴィトリーンはそんな不安を解消する一つの参考になるのではないでしょうか。
統一感を持たせたコーディネートは魅力的ですが、
気分が変わって飽きが来てしまった時には全体ごと入れ替えなければなりません。
その単調ともいえる統一感の中に一つのエッセンスとして
趣の異なる家具を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
アンティークがお好きな方で揃っている方は、
思い切って現代家具を合わせたら双方に新たな発見があると思います。
ぜひ色々なコーディネートを楽しんでみてください。