アカンサス模様
アンティーク家具の装飾
こんにちは。WESTWOOD ANTIQUESです。
アンティーク家具によく見るアカンサス模様。
日本であまりなじみがないアカンサスですが、ヨーロッパでは長く使われている模様です。
アカンサスとはどのような植物なのでしょうか?
日本では葉薊(ハアザミ)と呼ばれています。
これがアカンサス?ちょっと模様とはイメージが違うように見えますよね?
実は他の植物とは違って、装飾に使われるのは、花の部分ではなく葉の部分なんです。
だからピンとこなかったんですね。
アカンサス模様の始まりは、紀元前5世紀。古代ギリシャ時代のコリント様式の柱頭に使われたことが始まりと言われています。
その後もルネッサンス、バロック、ロココ様式と、その時代の様式に合わせて、様々なデザインに形を変えながら使われてきました。
19世紀には、ウィリアム・モリスが多くのデザインでアカンサスを用いました。
代表的な壁紙のデザイン「アカンサス」は壁紙だけでなく、カーテンなどファブリックでも人気があり、色々なものに使われています。
意識して見ると、いろんなアンティークに隠れているアカンサス。是非探してみてくださいね。