よく見ると色々ある”ツイスト”の形
アンティーク家具の定番デザイン
アンティーク家具には色々な定番デザインがありますが、その中でもネジネジとした
”ツイスト”はWESTWOODでもたくさん見つけることが出来ます。
このネジネジ、正式名称はバーリーシュガーツイスト(Barley Sugar Twist)と言って、
17世紀後半のイギリスで、大麦の糖分で作った「ねじり飴」の形を模した挽き物細工が
流行しました。
同じように見えても、比べてみるといろんな形があり、それぞれに名前が付いています。
1)バーリーシュガーターンーBarley Sugar Turned
ツイストの代表的なデザイン。ダイニングテーブルの脚にもよく使われます。
2)ツイストターンーTwist Turned
ふつうのツイストよりも緩やかに捻じられているのが特徴。
細めのラインなので小さい家具によく使われます。
3)バーリーツイストーBarley Twist
緩くあまり絞られずに大きく捻じられたツイスト。華奢な雰囲気です。
4)プレーンツイストーPlain Twist
細かく詰まったデザインが特徴。
5)ボビンレッグーBobbin Leg
捻じってはいないですがこちらもツイストの仲間のボビンレッグ。ボビンは糸巻きの意。ポコポコとした形が可愛らしいデザインです。
6)ボビンリングーBobbin Ring
ボビン(糸巻き)とリング(輪)が組み合わさったデザイン。
いかがでしたか?
機械がない時代に木を削る刃をスライドさせる技術が開発されたことで生まれた美しいネジネジ「ツイスト」。
WESTWOODの店頭やオンラインショップで探してみてください。