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ドローリーフテーブルのご紹介

英国ではスタンダードなタイプのドローリーフテーブル。主天板の下に副天板となるリーフが格納されており、そのリーフを引き出す事によって天板を伸長する仕組みとなっております。

一番多く出回っているのが幅90cm × 奥行90cmの正方形のタイプ。中にはより広く天板が使えるように幅広になっているタイプもあります。また木材もオークでできているもの、マホガニーで作られているもの。形状も2本脚で中心に貫が通っているもの、4本脚のタイプのものといった具合でそれぞれ個性があります。

中でもドローリーフテーブルにおいて目を引くのが脚部のバルボス。メロンにも似た大型の彫刻で、メロンバルブやカップ&カバーとも呼ばれています。

こちらのドローリーフテーブルのバルボスの造りは非常にシンプル。表面の凹凸が最小限である分、木部のしっとりとした古艶がより際立ちます。

こちらのドローリーフテーブルは揃いのチェアが4脚付属しております。脚のバルボスにはスクロールと花の彫刻。その有機的モチーフの上下をその名の通り、カップとカバーで挟みこむようなデザインです。

揃いのイスの前脚にも同様の彫刻があり、まさにテーブルに合わせて作られたことが読み取れます。

最後に6脚のチェアとともに入荷したドローリーフテーブルもご紹介します。こちらは上記で紹介したバルボスよりも細見で曲線が緩やか。上半分には豊穣の象徴の葡萄、そして下半分には生命力を司るアカンサスがデザインされています。

同じ種類のテーブルといっても全く同じデザインのものは存在しないので、1つ1つ観察してみるのもまた一興です。

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